文月
もうすぐ7月。
旧暦の和名でいうと『文月』です。
『睦月』は「親族の親睦を深める月」、『神無月』は「各地の神様が出雲大社に集まっていない月」など有名な由来もありますが、『文月』の由来は何だろうとふと気になったので調べてみました。
由来がいくつかありましたが、一つは「短冊に歌や文字を書いて願事を書く月」ということらしいです。
七夕が由来のパターンですね。
もう一つは、「稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)」から来るものです。
『皐月』が早苗(さなえ)を植える月、『水無月』が田に水を引く月、と同様に稲作に関係する由来ですね。
以前の「春雷」のブログでも書きましたが、日本は稲作など日常に関することから名前を付けるという遊び心がありますね。
無機質に数字を使って「7月」というよりも『文月』と聞くほうが、ロマンチックで好きです。
子どもたちに漢字を教える時にも、熟語は意味を考えようという話をしています。
「進行」であれば「進んで行く」ことだよ、いうように意味を自分で考えられれば印象もつけられて覚えやすいのではないかなと思います。
言葉の意味を知ることで人生を彩ってくれることもあると思うので、ふとしたときに気になった言葉の由来を調べてみてください。
シンクスタディ
福田