北海道から学ぶ・思う~青い池~
北海道の名所の一つ、青い池のお話です。

なぜこの様に青く見えるのかというと、美瑛川に流れる水にアルミニウムが多く含まれており、そこに太陽の光が反射することで青く見えるからです。
ここで、『アルミニウムって水に溶けるの?』という疑問を持たれる方もいるでしょう。
アルミニウムは水に溶けにくい性質を持っていますが、水が酸性度を増すと溶存態(水中に溶けている状態)のアルミニウムとして水中に移行しやすくなります。
アルミニウムは自然界に多く存在するため、その一部が川の成分として含まれるのは自然な現象ですが、通常はその濃度は非常に低いものです。
酸性度などの環境条件が整い青の池のような色に見えているそうです。
私は五教科の中でも正直理科が一番苦手でした。
というのも、昔は理科で習う内容に全く興味がなく、日常の中にある理科に関心がありませんでした。
上記のような説明を聞いても、『ふーん』と思うことがほとんどでした。
大人になって学んでいると、なぜ夏は蒸し暑いのか、なぜ雷が光ってから音が鳴るまでに時差があるのか、なぜ水と油は混ざらないかなど興味が尽きません。
子どもの頃、もっと理科を勉強しておけば楽しかったなと感じています。
塾では通常授業で理科社会を教えることは少ないですが、日常の中にある理科に興味を持つきっかけを子供たちに与えていきたいなと思います。
さて、北海道の話も次回で最後。
シンクスタディ
福田

